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名所巡り「ハイ、ポーズ」
 
2018年9月25日 小矢部市 地域・社会






 チェックポイントで撮影して得点を集める「フォトロゲイニングNIPPON2018小矢部」が24日、小矢部市内で行われた。県内外の90チーム268人が地図を手に市内の名所を巡り、魅力に触れながら爽やかな汗を流した。

 フォトロゲイニングはチェックポイントで決められたポーズの写真を撮りながら、制限時間内にゴールを目指す。チェックポイントによって得点は異なり、合計点の多いチームが上位となる。観光とスポーツを組み合わせたイベントとして近年人気が高まっている。

 5時間と3時間のクラスがあり、メルヘン建築の公共施設や全国唯一の名称とされる「消防神社」、同市津沢地区のあんどん広場など、文化と歴史を伝える39カ所をチェックポイントに設定。発着地点のクロスランドおやべから遠いほど点数が高く、各チームは地図を手に作戦を練ってからクラスごとに出発した。

 水落大谷記念公園では名誉市民の大谷米太郎さんと竹次郎さん兄弟の像の前で直立不動のポーズを決めた。県内をはじめ神奈川や静岡などから参加があり、初めて富山を訪れた喜村卓也さん(38)と妻の理佳后(りかこ)さん(38)=愛知県=は「お寺も多く、メルヘン建築の洋風の建物と共存して面白い。小矢部川もきれいでした」と笑みをこぼした。クラスごとのカテゴリー別に上位3チームが表彰された。

 国内最大のシリーズ戦「フォトロゲイニングNIPPON」を展開する中日本高速道路と市が昨年に続いて開き、2回目。

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