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安居寺ご本尊奉安1300年で大法要
 
2018年10月22日 南砺市 地域・社会






 南砺市安居(やすい)(福野)にある真言宗の古刹(こさつ)、弥勒山安居寺(みろくさんあんごじ)(大谷龍寳住職)は21日、ご本尊奉安1300年記念の大法要を開き、稚児行列などを行った。

 安居寺は718(養老2)年、インドから渡来した高僧、善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)により開かれたとされる。今年は1300年の節目に当たり、33年ごとのご本尊開帳と合わせ20、21日の日程で、大法要を開いた。

 21日の稚児行列には、小学生までの子ども79人と僧侶や保護者、門徒らが参加。秋晴れの下、華やかな衣装を身に着けた子どもたちは、保護者に抱かれたり、手を引かれたりして寺に続く坂道をゆっくりと進んだ。

 本堂では記念大法要が厳かに営まれ、信者らは地域の信仰のよりどころとして永続を願った。

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