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北日本新聞ニュース

小矢部でコスプレ・「痛車」イベント
 
2018年10月22日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市の石動駅前商店街の活性化に向けた「街かどコスプレイヤー&痛車コレクション2018秋」が21日、商店街を中心に行われた。穏やかな秋晴れの下、県内外のコスプレーヤーとカメラマン計約300人が石動駅などのスポットを巡り、思い思いのポーズを決めて撮影を楽しんだ。

 メイン会場の駅前商店街通りの一部は歩行者天国となり、アニメキャラクターなどをラッピングした「痛車」31台が並んだ。11月27日から新しい石動駅が使用されるため、現在の駅舎を撮影ポイントに初めて指定した。

 駅を訪れたコスプレーヤーは改札前までのスペースや駅舎前で、うれしそうにキャラクターになりきった。少年漫画「ワールドトリガー」の登場人物にコスプレした富山市の男性(30)は「天気も良くて気持ちいい。街中や駅で撮影できるのは大きな魅力」と満足そう。駅も含め、寺院やメルヘン建築の旧岩尾滝小学校など6カ所が撮影の舞台になった。縁日をイメージし、寺院の一角に屋台が軒を連ねるコーナーもあった。

 昭和の給食を再現した食事が味わえる「学校給食」や野だて、音楽イベントなどもあり、街は活気に包まれた。

 市民有志でつくるNPO法人石動まっちゃプロジェクト(田悟謙三理事長)が年2回開いている。北日本新聞社後援。

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