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最先端アートを発信 アートハウスおやべ現代造形展公募開始
 
2018年11月20日 小矢部市 地域・社会






 全国公募の現代造形展が来年4月、小矢部市のアートハウスおやべで開かれる。最先端のアートを発信して新たな交流の場をつくり出すのが狙いで、2016年度に続いて2回目。20日から来年1月20日まで作品を募っており、実行委員会は「若手・ベテランを問わず、多くの人に出品してほしい」と呼び掛けている。

 「第2回公募アートハウスおやべ現代造形展」は平面、立体、インスタレーションの3部門があり、応募者の年齢や国籍は問わない。アートハウスおやべアートアドバイザーで造形作家の加賀谷武さん、県美術館学芸員の麻生恵子さん、金沢21世紀美術館前学芸員で美術史家の内呂博之さんが審査員を務める。

 1月下旬に第1次選考の書類審査(作品写真と申込書)、3月中旬の第2次選考で実物の作品を審査し、大賞1人(賞金30万円)、特別賞2人(同15万円)、入選30人前後を決める。展覧会の会期は4月20日?5月26日で、今回も野外と屋内で入賞作品を展示。作家へのサポートとして大賞と特別賞の受賞者3人の個展を2020年度に同時開催する。

 前回は全国36都道府県から272点の意欲作が寄せられた。実行委員長でアートハウスおやべアートプロデューサーの埴生雅章さんは「こんなすごい作品を作る人がいたのかと驚いた」と振り返り、「レベルと質の高い作品を期待している。現代アートの展示会の一つとして定着させたい」と話している。申込書はホームページ(http://www.art-oyabe.jp/)でダウンロードできる。問い合わせはアートハウスおやべ、電話0766(53)5344。水曜休館。

 同展はアートハウスおやべ、市教委、市芸術文化連盟などでつくる実行委主催、公益財団法人クロスランドおやべ、北日本新聞社共催。

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