トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >基本条例案HPで見解 砺波市議会、3月の制定目指す

北日本新聞ニュース

基本条例案HPで見解 砺波市議会、3月の制定目指す
 
2018年11月27日 砺波市 政治・経済

 砺波市議会は来年3月の制定を目指す議会基本条例について、市民説明会や意見公募(パブリックコメント)で寄せられた条例案への意見、要望に対する議会側の考え方を取りまとめ、26日にホームページ(HP)で公表した。

 市民説明会は8月27、28の両日に市内4会場で開かれた。パブリックコメントは10月に1カ月間実施し、4人から計17件の意見が寄せられた。

 条例の制定理由は「市民に対する議会、議員としての責務を果たすため、議員自身の決意、自覚を明らかにする」と説明。施行状況について「毎年検証、評価などを行う」とした。

 6月定例会から始めた、議案に対する個人の賛否公開に関しては「議案の概要や賛成、反対の理由も掲載することを前向きに検討し、早期に実施する必要がある」との見解を示した。

 市議会は今後、意見を踏まえて条例案の修正や見直しを進める。条例案には「開かれた議会」に向け、定例会で審議した議案や議会活動を説明する「議会報告会」、市民とのテーマを決めた「意見交換会」の開催を明記した。議員間討議や政策提案に努めることなどを掲げている。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.