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彫刻師のガイド技術アップ 井波で観光案内研修
 
2018年12月6日 南砺市 地域・社会






 南砺市の井波彫刻師を対象とした観光ガイド研修会が5日、同市の井波別院瑞泉寺と井波彫刻総合会館で行われ、井波彫刻協同組合理事ら約20人が、親しみやすいガイド技術を学んだ。

 「木彫刻美術館・井波」が5月に文化庁の日本遺産に認定されたのを受け、井波日本遺産推進協議会(三谷直樹会長)が開催。彫刻の専門的な説明を求める人が目立つことから、彫刻師の説明技術を高める狙いを込めた。

 井波観光ガイド「井波の風」代表の楠順子さんが、石畳の八日町通りから同寺に至るルートで、観光案内を実演。彫刻師らはこつをつかもうと、熱心に聴いていた。

 ガイド経験が豊富な同組合の前川正治顧問、岩倉雅美相談役から、同寺の彫刻についての説明もあった。

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