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TOGA森の大学校、定員は1学年12人 南砺
 
2018年12月11日 南砺市 政治・経済

 新たな林業の担い手育成を目指し、2020年度に開校する南砺市利賀地域の「TOGA森の大学校」について、1学年当たりの定員は12人で、2年間のコースとする方向となった。10日の市議会本会議で、川原忠史氏の質問に市が説明した。

 「森の大学校」は地元有志らが一般社団法人を設立し、運営する。市から同市利賀村百瀬川の多目的活動施設の譲渡を受け、補助金で来年3月の完成を目指し改修工事を進めている。

 準備段階として9月から計3回開いた「森の暮らし塾」と題した講座に、それぞれ6、7人が参加した実績などを踏まえ、定員を決めた。対象は高卒以上の地域の担い手となる若者を想定し、同校のホームページや富山大、県、市とも連携して募集する。

 自由なカリキュラム設定を組める「認定外各種学校」を目指しており、働きながら2年間にわたって森林資源活用法や農山村社会学などを学ぶ。必要な資格も取得できるようにする方針。この他、石川弘、中段晴伸、古軸裕一の3氏が一般質問した。

■小中学校空調整備 8億円を追加補正
 南砺市は10日、市議会本会議に2018年度一般会計補正予算7億9689万円(累計338億8251万円)を追加提案した。市内の小中学校にエアコンを整備するため、4日に国から臨時特例交付金の内示を受けた措置。

 来年夏までの完成を目指し、エアコンが未整備の小学校6校、中学校5校の普通、特別計91教室に設置する。財源は国の補助が1億1080万円、市債6億6240万円を充てる。

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