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スクリーンで名作楽しんで 小矢部の飲食店「源平茶屋」
 
2018年12月13日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市埴生の飲食店「源平茶屋」が今月から毎週金、土曜日に映画を無料で上映する取り組みを始めた。大型のスクリーンで楽しんでもらい、高齢者らの憩いの場をつくるのが目的。機材や上映スペースの貸し出しも検討しており、スタッフは「ぜひ遊びに来てほしい」とPRしている。

 源平茶屋は、案内休憩施設「倶利伽羅源平の郷埴生口」にある。座敷のスペースが空いていたため、大型のスクリーン(縦1・1メートル、横2メートル)とプロジェクターを購入して無料で映画を上映することにした。県映像センター(富山市)から借りた話題作や名作を映す。お年寄りらに、おしゃべりを楽しみながら楽しいひとときを過ごしてもらう。

 上映は毎週金、土曜日の午前10時〜正午と、午後1〜3時の2部制。各部で別々の映画を流し、第2週となる14、15日は第1部が高岡市福岡町出身の滝田洋二郎監督が手掛けた「おくりびと」、第2部は懐かしさを感じる「昭和こどもキネマ」を見ることができる。

 今後はスクリーンやプロジェクターを貸し出し、仲間同士の上映会に店を活用してもらうことも考えている。代表の松下美智子さん(70)は「みんなで集まって会話と映画を楽しみましょう」と話している。問い合わせは源平茶屋、電話0766(68)3000。

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