トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >クロスランドタワー現時点で解体考えず 小矢部市長が見解

北日本新聞ニュース

クロスランドタワー現時点で解体考えず 小矢部市長が見解
 
2018年12月14日 小矢部市 地域・社会







 桜井森夫小矢部市長は13日の市議会本会議で、クロスランドタワー(同市鷲島)に関して「解体は現在、考えていない。シンボルとして残したい」と述べた。タワーは利用に支障を来す不具合が発生した時点で、利用を停止する方針。エレベーターの部品の一部は在庫がなく、交換できないと明らかにした。白井中氏の代表質問に答えた。

 高さ118メートルのタワーは約14億円で整備され、1994年に開業した。市の計画ではタワーは廃止する方針で、大きな不具合が発生した時点で利用を取りやめる。

 タワーの2017年度の収入は914万円。維持管理費は1298万円(指定管理者の財団職員の人件費を除く)で、384万円の赤字が出ている。

 タワー施設全体の耐用年数は約50年だが、エレベーターは19年度に耐用年数の25年を迎える。専用の部品は昨年末で製造が中止となった。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.