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本年度末で利用停止 小矢部の勤労青少年ホーム
 
2018年12月18日 小矢部市 政治・経済






 小矢部市は、老朽化した勤労青少年ホーム(小矢部町)の利用を来年3月末で停止する。機能を移す石動コミュニティプラザ(仮称)の完成後に解体し、跡地は売却か貸し付けで準備を進める。17日の市議会民生文教委員会で市が報告した。

 市中心部に位置する同ホームは1974年に完成した。鉄筋コンクリート3階建てで延べ床面積796平方メートル、土地は1600平方メートル。冷暖房が正常に稼働しないなど施設の痛みが目立ち、6月に策定した市の公共施設再編計画では「廃止」の方向性が示され、建物は解体するとした。機能は2020年8月利用開始予定の石動コミュニティプラザに移す。

 生け花や書道など地域の各種団体の活動場所としての活用がほとんどで、17年度は延べ1661人が利用した。市は利用停止に関し、広報やケーブルテレビなどで周知を進めるとした。

 大谷小学校内に11月12日、「おおたに第3放課後児童クラブ」を開設したことも説明。総事業費2260万円で、小学4〜6年生の27人が利用している。

 19〜23年度が期間の第2次食育推進計画の素案も示した。重点目標に食品ロスの削減などを盛り込み、25日からのパブリックコメント(意見公募)を踏まえて来年2月上旬に策定する。

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