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砺波市が学童保育の拡充検討 教育長と連合婦人会座談会
 
2019年1月11日 砺波市 政治・経済






 砺波市連合婦人会(尾栢光江会長)の「教育長との新春座談会」が10日、庄川生涯学習センターで開かれた。山本仁史教育長は教育行政に関する六つの質問・要望に答え、学童保育については学校や委託している各地区の運営委員会と協議し、校内の一部を使用するなど拡充を検討する考えを示した。

 連合婦人会執行部、単位会長ら20人が参加。学童保育に関し、対象学年の引き上げや受け入れ人数を増やすことを求めた。山本教育長は希望者が多い現状を踏まえ、理解を示しながら「施設のスペースや指導員の確保が難しい」と指摘。その上で「受け入れ状況はさまざまで、一律に行うのは厳しいが、できることから少しでも希望に添えるよう取り組む」と述べた。

 学校現場での「働き方改革」は、お盆時期に小中学校を5日間閉庁し、校務支援ソフトを導入したほか、部活動指導員の増員も求めると説明した。「チューリップフェアでのチューリップ踊りに、小中学生の参加を呼び掛けてほしい」との要望に対しては、参加を促すには学校だけでなく、地域との連携が必要との認識を示した。

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