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「アウトレット最寄駅」追加 石動駅の駅名標表記
 
2019年1月23日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市のあいの風とやま鉄道石動駅ホームの駅名標に、「三井アウトレットパーク北陸小矢部最寄駅」との表記が加わった。三井不動産の依頼を受けて実現し、同市によると、同社が展開する全国13カ所のアウトレットモールで初の取り組み。22日に市役所で開かれた記者会見で、桜井森夫市長が報告した。

 三井不動産とあいの風とやま鉄道、同市で協議を進め、新しい駅舎の利用が始まった2018年11月27日に設置された。上下線のホームにある駅名標に「三井アウトレットパーク北陸小矢部最寄駅」と記した。横には三井アウトレットパーク北陸小矢部のロゴも付いている。広告パネルも上下線ホーム内にある階段の壁面に設けられた。桜井市長は、三井不動産と市が地域貢献基本協定を結んでいることに触れ「駅の利用促進、タクシーやバスを使った市内周遊につながる大きなきっかけになる」とした。

 その他、邑知潟(おうちがた)断層帯を震源とする地震を想定した非常時職員参集訓練を1月16日に実施したと説明した。

■義仲のBS番組 来月21日に変更
 桜井市長は記者会見で、市ゆかりの平安末期の武将・木曽義仲を取り上げるNHK・BSプレミアムの番組「英雄たちの選択」の放送が当初の2月14日から同21日に変更になったと紹介した。

 源平倶利伽羅合戦前に義仲が戦勝を祈願したとされる市内の埴生護国八幡宮で撮影があったことも明かした。21日放送のBS−TBSの番組「にっぽん!歴史鑑定」でも義仲がテーマになった。市長は「これまで全国放送で義仲が取り上げられることはあまりなかった。県とも連携し、大河ドラマ誘致を進めたい」とした。

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