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特産カボチャでマフィン 上平小5年生が手作り
 
2019年1月24日 南砺市 地域・社会






 南砺市上平小学校(前田佳弘校長)の5年生13人が23日、同校で自分たちで育てた五箇山地区特産の「五箇山カボチャ」を使ってマフィンを作った。

 五箇山カボチャはラグビーボール状の形が特徴で「五箇山ぼべら」の名称でも知られる。児童は校内の畑で、昨年5月の苗植えから収穫までを体験してきた。

 ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版で一つ星に選ばれたフランス料理店「ランソレイエ」(同市立野原東・城端)のシェフ、高見敦司さんが講師を務めた。児童はグループに分かれ、飾りにするカボチャを切ったり、ペースト状にしたカボチャを生地に混ぜたりした。

 カップに生地を一つ一つ丁寧に入れ、オーブンで焼いて仕上げた。荒井重蔵君は「いろんな料理の方法があることが分かった」と笑顔。生田早菜さんは「地元にこんなにおいしいカボチャがあることを誇りに思う」と話した。

 高見さんは「地産地消を大切にする心を育むと同時に、進路選択する上で夢の種まきができればうれしい」と話した。

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