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スピード感持ち検討を 城端地域審議会 庁舎跡地活用で意見
 
2019年2月8日 南砺市 政治・経済






 南砺市の城端地域審議会が7日、同市役所城端庁舎で開かれ、福光庁舎統合後の城端庁舎跡地の利活用について、スピード感を持って検討を進めるよう求める意見が上がった。

 市側は冒頭、庁舎跡地の活用を含めた活性化策について旧4町ごとに住民たちが話し合いを進めた「まちづくり検討会議」の提言について紹介した。城端地域の検討会議からは、周辺の老朽化した公共施設を取り壊し、それらの機能を集約した複合交流施設を新設する案が示されてきた。

 地域審議会の松本久介会長は「跡地の利活用が遅れる可能性がある」とし、構想の具現化や掘り下げに向け、より具体的なスケジュールを示すよう市に求めた。田中幹夫市長は2020年3月までに策定する総合計画の中に、跡地の具体的な利活用策を盛り込む考えを説明。計画には、少なくとも3年先の事業を書き込みたいとした上で「今後の地域との話し合いが非常に重要になる」とした。

 庁舎再編を機に、それぞれの地域に伝わる文化財を適切に保存・管理することを求める声なども上がった。

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