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北日本新聞ニュース

井波の魅力世界へ発信
 
2019年2月8日 南砺市 地域・社会






商工会青年部が獅子頭形の観光パンフ作製
 南砺市商工会青年部井波支部(辻村直純支部長)は、ホームページ(HP)とリンクした訪日外国人客向けの観光パンフレットを作製した。井波地域の寺院や散居村風景を写真で紹介。HP上で英語の説明文を掲載している。滞在中にとどまらず、母国に帰った後の幅広いPR効果を期待している。 (南砺総局長・宮田求)

 パンフレットは表紙に獅子頭、裏表紙に獅子頭の裏側をカラー刷りし、形そのものも獅子頭をイメージしている。名所として親しまれる井波別院瑞泉寺や越中一宮高瀬神社のほか、地元名物「よいやさ祭り」の金色みこしと屋体、井波彫刻の制作風景、郷土料理などを多彩に取り上げた。

 瑞泉寺は夏と秋のライトアップ、春に満開となるフジなど、季節ごとの風情を紹介。裏路地の隠れスポットや散居村など日常風景の魅力も伝えている。

 それぞれの写真に添えたQRコードを読み取ることで、HPにリンクし、英語の説明文を見ることができる。

 外国人観光客が目立ってきたのを受けて計画。県商工会連合会の「元気な商工会地域づくり支援事業」の補助金など50万円余りで、500部を作製。外国人観光客の利用が多いゲストハウスや旅館、飲食店などに置き、直接手渡す。

 事業実行委員会の南部剛志委員長は「本国に帰ってからもパンフレットやQRコードを通じて井波の魅力を伝えてもらい、リピーターが増えればうれしい」と話している。

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