トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >涅槃団子に心込める 福光の観音町住民手作り

北日本新聞ニュース

涅槃団子に心込める 福光の観音町住民手作り
 
2019年2月8日 南砺市 地域・社会






 住民の一年の無病息災を願い、南砺市福光地域の観音町の住民が7日、同町公民館で涅槃(ねはん)団子を心を込めて作った。

 同町公民館には同市安居(福野)の古刹(こさつ)、安居寺から迎えた観音像が安置されている。団子づくりは約20年前に始まり、涅槃会(ねはんえ)に合わせて毎年、地元老人クラブのメンバーが手作りしている。

 この日は約20人が集まり、こねた米粉を切って手で丸めた。和気あいあいと作業し約750個作った。赤や白、黄色など計5色で、蒸してから1週間程度乾燥。読経してもらった後、袋詰めして配布する。

 福光地域の老人クラブ、鶴友会観音町支部長の柴田博さんは「まちの皆さんが元気でいられるようにと、気持ちを込めた」と話した。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.