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「成長して帰ってきて」 津沢小5年がサケの稚魚放流
 
2019年2月13日 小矢部市 地域・社会







 小矢部市津沢小学校の5年生44人が12日、同市の小矢部川左岸の津沢大堰公園でサケの稚魚約4万匹を放流し、健やかな成長を願った。

 水産資源の増殖と児童の環境への意識向上などを目的に、小矢部川漁業協同組合小矢部地区(役山隆地区長)が2008年から毎年行っている。高岡市内のふ化場で育てた3〜4センチ、約0・5グラムの稚魚を用意。この日は同地区の5人や市職員がスタッフを務めた。

 役山地区長があいさつ。子どもたちはバケツに稚魚を入れてもらい、川べりで放した。何度も繰り返し、優しいまなざしを向けていた。石畠小由季さん(11)は「大きくなって、できるだけ帰ってきてほしい」と願った。

 放流に先立ち同校で、サケの生態などについて県水産研究所の職員から話を聴いた。

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