南砺市観光協会五箇山支部の「五箇山四季めぐりフォトコンテスト」の入賞作が決まり、最優秀賞に２年連続で谷崎悦夫さん（高岡市）の作品が選ばれた。入賞作品１７点は３月以降、県内３会場で巡回展示される。

　「世界遺産・五箇山」の四季の風景や祭りをテーマに募集。県内外から１０７点の応募があり、同支部役員が審査した。

　谷崎さんの作品タイトルは「山里のなごり雪」。合掌造り集落に雪が舞う中、花びらを開かせた桜の木を写した。昨年の作品同様、難しいタイミングを逃さず切り取り「何十年に一回あるかないかの桜と雪。温かい気持ちになれる」と評価された。

　入賞作は３月９〜１５日に北日本新聞砺波支社ギャラリー、１８〜３１日に五箇山総合案内所（南砺市上梨・平）、４月２９日〜５月７日に富山国際会議場（富山市）で展示する。コンテストは北日本新聞社共催。

▽優秀賞＝上野貴志（高岡市）大西幸司（大阪府）川村純夫（奈良県）平井典子（富山市）
▽フジカラー賞＝足立寿伸（愛知県）佐々木和彦（射水市）吉田賢治（富山市）
▽山崎写真店賞＝河合覚（南砺市）後谷弘（射水市）南部勉（南砺市）
▽大谷敦男（群馬県）田辺勝（兵庫県）直井隆義（岐阜県）中島義則（南砺市）麻柄智治（富山市）松井澄夫（高岡市）

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