南砺市議会は１８日、市役所福光庁舎で議会改革特別委員会を開き、現行２０の議員定数の在り方などに関する質問項目を盛り込んだ市民アンケートについて、２４００人程度を対象に実施する方針を示した。

　市議会の議員定数は２００４年の市発足時の３４から段階的に減らし、現在は２０。議会改革特別委は２０年秋の次回市議選をにらみ、現行の定数が妥当かどうか、ことし１１月に一定の方向性を打ち出したい考えだ。

　同日はアンケート実施の日程案などが示され、７月をめどに発送、８月に回収し、３カ月程度かけて集計や分析を進める。市が総合計画を策定する際に実施したときと同数程度の市民を対象に行う方針。質問項目などを協議する議会のワーキンググループも近く設置する。

　アンケートは定数の在り方を検討する上で、あくまでも「参考」とする一方、議員からは「圧倒的な数で（削減を）示された場合はどうするのか」と懸念の声も上がった。

© 北日本新聞