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全国大会に向け決意 越中いさみ太鼓保存会
 
2019年3月22日 砺波市 スポーツ・文化






 砺波、高岡両市の小中学生や高校生でつくる「越中いさみ太鼓保存会 春蘭(しゅんらん)」が24日、福島県で開かれる日本太鼓ジュニアコンクールに出場する。壮行会が20日夜、砺波市庄川生涯学習センターであり、5年連続出場の技と意気込みを披露した。

 春蘭は小学5年生から高校3年生の男子2人、女子6人の計8人で構成する。昨年11月の県大会(北日本新聞社共催)で優勝し、5年連続の全国大会出場を決めた。

 コンクールでは、課題曲「凜(りん)」と自由曲「らん」を披露する。「らん」は5年連続の演奏で、華麗さの中に際立つ力強い動きが特徴。

 メンバーは砺波市野村島の桑野神社で週3回練習し、越中いさみ太鼓保存会(高木民雄会長)の会員らの指導を受けている。河合朋宣指導部長は「大会が近づくにつれて気を引き締めて練習に臨めた」と話す。

 壮行会には、保護者や関係者約50人が集まった。高木会長があいさつし、野村幹夫東野尻公民館長や本田勝也県太鼓協会長らが激励した。

 メンバーは本番さながらの力強いばちさばきを披露し、リーダーの廣井美玖さん(18)は「日頃の成果を発揮し力強い演奏をしたい」と意気込みを語った。

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