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夢のチームに挑む 石動高女子ホッケー部
 
2019年3月26日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市の小矢部ホッケー場で今月末に開かれる「三井アウトレットパーク北陸小矢部杯ホッケー大会」のエキシビションマッチに向け、地元の石動高校女子ホッケー部が練習を重ねている。対戦相手は、卒業生で日本代表の小野真由美選手(同市出身)らでつくる「小矢部ドリームチーム」で、生徒は「自分たちの力がどこまで通用するか試したい」と意気込む。

 大会は三井アウトレットパーク北陸小矢部(小矢部市西中野)が初めて開催。30、31の両日に県内外の大学や社会人の女子8チームが優勝を目指して熱戦を繰り広げる。

 31日のエキシビションマッチは大会の見どころの一つで、小矢部ドリームチームには、小野選手のほかに元日本代表の藤尾香織さん(旧姓千葉)らが参加する。午後0時半から20分制で行う。

 石動高校女子ホッケー部は、昨年に全国高校総体(インターハイ)を制するなど強豪チームとして知られる。マネジャーを含めて市出身の18人が所属。全国高校選抜大会とインターハイ、国体での優勝の「三冠」を目標に掲げ、日々練習に打ち込んでいる。主将の山崎亜美さん(2年)は「エキシビションマッチは貴重な経験。自分たちの力を発揮したい」と力を込める。

 山崎さんと副主将の吉野真啓さん(同)は小野選手と同じ大谷中学校の卒業生。吉野さんはポジションも一緒のDFで「小野選手は力強いプレーがかっこいい」と憧れる。副主将の高島鈴唯さん(同)も「試合が楽しみ」とうれしそうだ。西永毅監督は「三冠の目標に向け、チームの強化につながればいい」と話している。大会は北日本新聞社共催。

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