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獅子舞の衣装新調
 
2019年4月22日 小矢部市 スポーツ・文化






 小矢部市松尾地区の獅子舞保存会が踊り子の衣装などを新調し、21日に地元の神社で祝賀会を開いた。児童の増加で衣装が足りなくなったのがきっかけで、関係者が伝統を受け継ぐ決意を新たにした。

 松尾地区の獅子舞は約80年の歴史があり、獅子と踊り子が楽しく勇壮に踊る。踊り手は主に小学生が担い、地元神社の祭礼に合わせて4月と8月に獅子舞祭りを行う。

 獅子方の青年団員の不足などで獅子舞を続けるのも難しくなっていたが、約10年前から若者のUターンが相次ぎ、児童が少しずつ増加。2年前に小学生8人が加わったことから、踊り子や獅子方の衣装、道具などを新しくした。

 祝賀会で小中学生計16人が真新しい衣装で舞を披露。中田幸男区長が「地域の団結や絆につながる大切な伝統文化を継承していきたい」とあいさつ。桜井森夫市長と筱岡貞郎県議が祝辞を述べた。

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