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福野中生、京都駅前で麦屋披露へ
 
2019年4月24日 南砺市 地域・社会






 南砺市福野中学校の3年生115人は24日、修学旅行先の京都府で、観光客らに総合的な学習の時間で学んだ市内の魅力をPRする。JR京都駅前で麦屋踊りを披露するグループは23日、同校で最後の練習を行った。生徒は「南砺市の良いところをいろんな人に知ってもらいたい」と意気込んでいる。

 3年生は2年生の時に1年間、総合的な学習の時間で「祭り」や「観光」、「住み良さ」などの5グループに分かれて、南砺市内の魅力について調べた。生徒は、その成果をパンフレットやかるた、DVDを作るなどしてまとめてきた。

 今回、その学習の発表の場を設け、市内の魅力を多くの人に知ってもらおうと企画。生徒は24日、京都府内で観光客や地元住民らに、それぞれが作ったパンフレットやDVDを配るなどし、南砺市をアピールする。麦屋節について学んできた祭りグループの生徒23人は、JR京都駅前で踊りを披露する。

 祭りグループは1月から練習に取り組んできた。23日は本番を前に、同校で最後の練習に励んだ。そろいの黄色い法被を着た生徒は、菅笠(すげがさ)を手に音楽に合わせて踊り、一つ一つの所作や当日の流れを確認した。吉野結海(ゆうみ)さん(14)は「日本人だけでなく、外国の観光客にも広くアピールし、一人でも多く南砺市に来てもらいたい」と話した。

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