南砺市福光地域ゆかりの板画（はんが）家、棟方志功をテーマにしたまちおこしに取り組む市棟方志功まちづくり協議会（水口秀治会長）は２４日、同市福光の旅亭みや川で総会を開き、９月１４日に福光美術館で棟方を愛する漫画家、ヤマザキマリさんを招いた記念講演会を開くことを決めた。

　ヤマザキさんは漫画「テルマエ・ロマエ」などの著者として知られ、棟方志功の孫で同会相談役でもある石井頼子さんと交流が深い。記念講演は９月１３〜１５日に開く「棟方まつり」のメインイベントの一つ。７月２７日〜９月２３日に福光美術館を会場に催す全国巡回展「棟方志功の福光時代展　信仰と美の出会い」にも合わせて開催する。

　総会には約２０人が出席。水口会長が「年を追うごとに活動に高い評価をいただいている。今後も汗をかきながら文化の花を咲かせていこう」とあいさつした。

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