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芸術文化の広報誌創刊
 
2019年5月15日 南砺市 地域・社会






 南砺市の福野文化協会(向川静孝会長)は、広報誌「芝水(しすい)」を創刊した。これまで発行してきた文芸誌を発展させ、加盟団体の活動の部分を充実させた。編集に携わったメンバーは「より多くの人に協会の活動を知ってほしい」と話している。

 福野文化協会の文芸部門協議会は1993年から年に1回、文芸誌「文芸芝水」を発刊。後に「福野文化のひろば 文芸芝水」と改題し、発行を続けてきた。今回、多くの人に芸術文化への理解を深めてもらい、加盟団体の交流につなげようと、協会の広報誌へと発展させた。

 広報誌「芝水」はA4判で52ページ。タイトルは、江戸末期から明治時代にかけての福野の文化の中心的存在だった建物「芝水亭」にちなんでいる。福野文化協会に所属する教養、美術、文芸、芸能、音楽各部門の18団体が寄稿した。俳句や川柳といった作品や、発表会や研修会といったそれぞれの活動などを写真を付けて、カラーで掲載している。

 400部作り、18日から南砺市福野文化創造センター内にある同協会事務局で販売する。1部千円。今後、年に1回の発刊を予定している。広報委員長の篠島隆さん(87)は「写真を多く使い、とても良い出来になった」と話している。

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