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介護予防、新たな拠点 城端に通所型サービス
 
2019年5月17日 南砺市 地域・社会






 南砺市南山田(城端)地域の住民自らが運営し、地元のお年寄りが集う拠点をつくる通所型サービス「南山田みなくる会」の開所式が16日、同市金戸(同)の金戸公民館で開かれた。市が導入した小規模多機能自治の一環で、地域づくり協議会発足後、初の通所型サービスとなる。

 介護の必要度が低い「要支援1、2」の人たちが対象。住み慣れた地域で顔見知りのスタッフと一緒に過ごすことで、介護予防につながることが期待される。

 南山田地域では昨年9月、住民にアンケートしたところ、通所型サービスを求める意見が多かった。市の助成を受けて冷暖房などを整備。南山田地域づくり協議会(水口耐子会長)が組織する健康福祉部会(松田良信部会長)が運営を担う。毎週木曜日に開き、軽体操やゲームなどを予定。料金は250円で、毎回20人超の利用を見込む。

 開所式では水口会長が「住民同士が顔を合わせ、元気で楽しく過ごしていきたい」と述べた。松田部会長、中家立雄市地域包括医療ケア部次長、品川義孝金戸自治会長があいさつ。スタッフ紹介に続き、利用者が早速、ゲームなどを楽しんだ。

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