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ギンナンで地域おこし 市と連携の県立大生
 
2019年5月24日 南砺市 地域・社会






 南砺市との包括連携協定に基づき、県立大の学生が23日、同市南蟹谷地区で本年度の地域課題解決に向けた活動をスタートさせた。住民と連携し、特産品のギンナンを活用した地域おこしやイノシシによる農業被害防止に取り組む。

 福原忠教授(物理学)の授業を受けている工学部の1年生15人が訪問。西村信二南蟹谷地域づくり協議会長や中町登志之農業推進員から地域の概要やイノシシ被害について説明を受けた。

 同地区では、ギンナン生産者の高齢化が課題となっているため、ギンナン農地を見学した。南蟹谷銀杏(ぎんなん)生産組合の飯田滋組合長から、育てている品種などについて聞いた。

 学生たちは初夏の電気柵設置、秋のギンナン収穫、11月には恒例の「ギンナンフェスタ」への参加などを通じ、課題への理解を深める。

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