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　南砺市高瀬（井波）の高瀬神社で１０日、豊作を祈る「祈年穀祭」が行われ、砺波地区の農業関係者ら約４０人が参列した。

　関係者を代表して祈りをささげる参向使は齊藤勇一ＪＡ福光組合長が務めた。藤井秀嗣宮司が祝詞を奏上し、みこが神楽「浦安の舞」を奉納した。ご神火をともし、砺波地区の各ＪＡ代表者らと豊作や安全を祈った。

　ご神火とみこしが１１日に各ＪＡを回る。ご神火の点灯や巡回は、昔、稲の病害虫を火に誘い込んで被害を免れたことが由来とされる。