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ランニング走路人気 昨秋オープンの砺波体育センター
 
2019年6月13日 砺波市 スポーツ・文化






 砺波市表町の砺波体育センターの2階に設置されたランニング走路が人気を集めている。昨年10月のオープンから今年3月末までに延べ9064人が利用。10代〜80代の幅広い市民が健康増進や体力づくりに役立てている。

 砺波体育センターは、生涯スポーツの拠点として整備された。市内には、プロスポーツの大会などを開催できる県西部体育センターはあるものの、多くの市民が気軽に健康づくりに取り組める施設は少なかった。

 ランニング走路は、1周約160メートルで厚さ6ミリのビニールシートが使われており、クッション性が高く膝への負担が少ない。室内のため天候に左右されることなく年間を通して利用できることも人気の理由になっている。

 ウオーキングのため週4日ほど通っているという近くの源通清信さん(85)と妻の雪美さん(82)は「でこぼこの道路に比べて歩きやすくけがもしにくい。階段が上がりやすくなった」と笑顔で話す。

 午前中は高齢者、夕方からは仕事を終えた会社員や中高生らの利用が多い。年代別では70代の利用が最も多い。利用者同士が声を掛け合い交流を深める場にもなっている。

 開館時間は午前9時からで、月〜土曜は午後9時半、日曜と祝日は午後5時まで。砺波体育センターは「今後も市民に愛される施設として地域に根付いてほしい」としている。

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