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せん定枝活用し畑の雑草抑制 砺波市議会
 
2019年6月20日 砺波市 政治・経済

 砺波市栴檀山地区の「ふく福柿出荷組合」は、カキのせん定枝を砕いて活用し、スイカやカボチャの畑の雑草繁殖を抑える取り組みを行う。19日開かれた市議会産業建設常任委員会で、市が概要を説明した。

 中山間地の農家でつくる同組合は、ふく福柿に続くブランド農産物として、スイカとカボチャの商品化を目指している。

 組合によると、約2千本あるカキのせん定枝は、これまで廃棄していたという。これをチップ化して畑の畝や溝に敷き、雑草が伸びるのを抑えて品質を向上させる。

 ふく福柿についても収穫体験イベントなどを行い、PRに努める。

 市は本年度一般会計補正予算案で、チップ化する機械の購入費など補助金127万円を計上した。

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