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安全装置整備で助成検討 南砺市議会
 
2019年6月20日 南砺市 政治・経済

 高齢者による自動車事故が各地で相次いでいることを踏まえ、南砺市はアクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ後付けの安全装置を整備した高齢者に対し、助成制度を設けることを検討する。19日の市議会民生病院委員会で、榊祐人氏の質問に島崎博美市民生活課長が答えた。

 アクセルを強く踏んでも、電気信号を制御して急発進を防ぐことができる後付けの装置があり、東京都は購入・設置費を補助することを決めている。県内では上市町が整備した高齢者を対象に、補助金制度の導入を検討している。

 市は国や県、他の自治体の動向をみながら具体的な内容について固める方針だが、島崎課長は「近年の状況や高齢者の増加を踏まえ、(助成を)検討する時期に来ている」と述べた。

 市内の運転免許自主返納支援事業の利用者は昨年度が323人、本年度は5月末現在で46人だった。

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