トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >南砺市内小中学校 再編の対象外

北日本新聞ニュース

南砺市内小中学校 再編の対象外
 
2019年6月21日 南砺市 政治・経済

 南砺市は5年後の市内の児童数を踏まえ、4校で複式学級の導入が想定されるものの、市内全小中学校が再編の対象に当たらない見通しを説明した。20日の市議会総務文教委員会で山田清志氏の質問に答えた。

 複式学級が想定されるのは、既に設けられている利賀小や利賀中のほか、新たに上平小、井口小と井口中が2021年度に移行する義務教育学校。井口の義務教育学校は、区域外の児童を受け入れない場合の数で想定した。

 市は公共施設再編計画に基づき、統廃合を検討する上での具体的な条件を説明。福光、吉江両中は、1学年当たりのクラス数が2から1に減ることが常態化した場合、福光南部小は2学年以上で複式学級が導入された場合とした。24年度までの入学者数を見通した上で「現状では再編対象ではない」と改めて強調した。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.