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寿永荘解体2年後めど、跡地に公園を整備 小矢部市議会
 
2019年6月21日 小矢部市 政治・経済






 小矢部市は老人福祉センターとして使われた寿永荘(同市蓮沼)を2年後をめどに解体し、跡地に公園を整備する。第7次総合計画の前期実施計画に盛り込んであり、併せて昭和天皇が寿永荘近くから望む立山連峰を詠まれた「立山の御歌(みうた)」の碑の建立を検討する。20日の市議会本会議で、桜井森夫市長が嶋田幸恵氏の代表質問に答えた。

 寿永荘は老朽化のため3月末で老人福祉センターの機能を終えた。現在は市社会福祉協議会の介護予防事業ミニ・デイ「いずみの園」が実施されている。市は第7次総合計画の前期実施計画(2019〜23年度)で解体し、公園を整備する方向性を示した。

 立山の御歌は、昭和天皇が皇太子時代の歌会始で披露。碑の建立に関して、寿永荘がある埴生地区の住民らでつくる準備委員会が17年に市に要望書を出した。桜井市長は、昨年開かれた同地区のタウンミーティングでも同様の意見が寄せられたとし「各方面の意見を聞き、公園整備と併せて検討したい」とした。

 このほか、義浦英昭氏が代表質問、白井中、中田正樹、竹松豊一、谷口巧、林登の各氏が一般質問した。

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