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統合こども園名称きょうから募集 小矢部市
 
2019年6月25日 小矢部市 政治・経済

 小矢部市は25日から、大谷、蟹谷両校区で2020年4月に開園予定の各統合こども園の名称を一般から募る。24日の市議会民生文教委員会で市が報告した。

 はがきやメール、応募用紙で1施設に対し1人1点ずつ出せる。応募用紙と応募箱は、市役所1階ロビーと市総合保健福祉センター1階にあるこども課、津沢コミュニティプラザ、各保育所、こども園に用意する。名称と理由、名前、住所、電話番号を明記する。募集期間は7月31日まで。

 副市長や民生部長、保育所長でつくる選考委員会による協議を踏まえ、市長が決める。

 今井保晴こども課長は「多くの人に親しんでもらえる名称を募りたい」と話した。問い合わせは同課、電話番号0766(67)8603。

■がん患者かつら助成、来月1日受け付け
 がん患者のウィッグ(かつら)や乳房補正具の購入を補助する小矢部市の新制度で、申請受け付けが7月1日からスタートする。24日の市議会民生文教委員会で、沼田信良氏の質問に市側が明らかにした。

 県内自治体で初めて導入する試みで、かつらのほか、パッドや人口乳房など乳房補正具の購入費を2分の1助成する。補助の上限はかつらが2万円、乳房補正具は1万円。7月1日以降に購入したケースが対象となる。6月定例会に提出した補正予算案に費用の20万円を計上した。

 市は制度のPRに向け、県がん総合相談支援センター(富山市)やがん相談支援センターのある病院などに協力してもらう。県総合相談支援センターの意見も聞き、さらに効果的な周知方法を探る。

■10代投票率42.6% 昨年の市議選
 昨年8月投開票の小矢部市議選で10代の投票率は42・6%にとどまった。当日有権者数と投票者数から算出した市の独自調査によるデータで、24日の市議会総務産業建設委員会で、砂田喜昭氏の質問に市側が説明した。

 昨年の市議選は8年ぶりの選挙戦に関わらず、投票率は70・39%と過去最低。18、19歳の投票率は当日有権者数と投票者数を基に計算し、18歳は24・5%、19歳は65・6%だった。

 市全体と似た一つの投票区が対象の「抽出調査」は10代が59・48%(18歳69・81%、19歳38・78%)。20〜24歳は43・04%で年代別で最も低く、最も高かった60〜64歳は86・04%だった。

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