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転入者数が大幅増 南砺市議会人口対策特別委
 
2019年7月17日 南砺市 政治・経済

 南砺市議会人口対策特別委員会が16日、同市役所福光庁舎で開かれた。前年同期に比べ転入者数が増加、転出者数が減少し、2015年の総合戦略開始以降、初めて年間目標値を達成できる見通しが示された。

 市は人口ビジョンの最終目標とする60年の人口3万人維持を達成するため、総合戦略による人口減のペース緩和を目指している。

 市によると、昨年10月から今年6月までの転入者数は、前年同期比128人増の835人で、年間目標の1065人を達成できる可能性があるとした。転入者の内訳や増えた要因について、市はアンケート集計中のため現時点で答えられないとした。転出者数も前年同期より19人少ない975人だった。

 一方、出生者数は前年比26人減の198人で、減少に歯止めがかかっていない。村上紀道教育部長は子育てを支援する上で、経済面だけでなく、職場や男性に対するサポート意識の醸成、若者に子どもを産み育てる素晴らしさを啓発するなど、多方面から取り組む考えを示した。

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