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井波を堪能して まちなみアート実行委
 
2019年8月20日 南砺市 地域・社会






 伝統的な町並みが残る南砺市井波地域中心部全体を美術館に見立て、アート作品を展示する「まちなみアートinいなみ」が9月21〜23日に行われる。実行委員会メンバーが19日、北日本新聞砺波支社を訪れ、イベントをPRした。

 井波地域の住民を中心につくる実行委員会が毎年開催。今年も寺や住宅、商店など90カ所以上に木彫や工芸、写真、生け花など計約300点を展示する。

 21、22日は「欄間ウオーク」を行い、参加者は伝統工芸士や地元のボランティアガイドの解説を受けながら、瑞泉寺の彫刻や周辺寺院の唐狭間、民家の欄間を鑑賞し散策する。22、23日には瑞泉寺で、聖徳太子の生涯が描かれた絵伝を使った絵解き説教を行う。

 井波彫刻を軸にした地域の多彩な魅力が昨年、日本遺産に認定されている。蓮沼晃一実行委員長は「8月は木彫刻キャンプで、9月はまちなみアートで、日本遺産になった井波を堪能してほしい」と話した。

 「まちなみアート」は北日本新聞社共催。問い合わせは同市観光協会井波観光案内所、電話0763(82)2539。

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