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土器の特徴学び竪穴式住居見学 糸魚川で小矢部の中学生
 
2019年8月21日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市教育委員会の青少年縄文遺跡探訪事業が20日あり、市内4中学校の2年生16人が新潟県糸魚川市を訪れ、長者ケ原遺跡と地元の桜町遺跡を比べながら縄文文化に理解を深めた。

 生徒は7月に桜町遺跡を学習。長者ケ原遺跡はヒスイと蛇紋岩の石斧(せきふ)の生産で知られ、桜町遺跡は蛇紋岩の石斧(せきふ)が多数見つかっている共通点がある。

 この日は長者ケ原考古館でヒスイと蛇紋岩の加工過程や北陸の縄文土器の特徴に理解を深めた。長者ケ原遺跡公園では復元した竪穴式住居も見学した。

 蟹谷中の萩沢祐太さんは「桜町遺跡と似たところがあり、昔から交流があったと分かった」と話した。同事業は2013年から毎年実施している。

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