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北日本新聞ニュース

貝や石使い古代米収穫
 
2019年10月16日 小矢部市 地域・社会






 ガールスカウト県連盟第31団(山本柳子団委員長)の団員12人は14日、小矢部市綾子の田んぼで、ハマグリや石でできた包丁を使って古代米を収穫した。

 桜町石斧(せきふ)の会(山本護会長)と協力して毎年実施しており、小矢部市と高岡市福岡町の児童が参加した。

 子どもたちは、縄文時代風の衣装を着て、5月に植えた古代米の稲を刈り取った。ハマグリの包丁を使った小矢部市東部小学校2年の清原歌帆さん(8)は「難しかったけど楽しく収穫できた」と笑顔を見せた。

 収穫した古代米は27日に道の駅メルヘンおやべで販売し、収益を難民キャンプ支援などに充てる「平和の基金」に寄付する。

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