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フレイル予防へサポーター養成 南砺市
 
2019年10月17日 南砺市 地域・社会






 南砺市は16日、加齢により運動や認知機能が低下する「フレイル」の予防に向け、地域のお年寄りの状態をチェックするサポーターやトレーナーの養成講座を同市大塚(福光)の山田公民館で開いた。

 フレイルは心身に弱さが表れた状態である一方、適切に対処すれば生活機能を維持・向上できるとされる。市は10月にノウハウを持つ東京大高齢社会総合研究機構と連携協定を結んだ。

 サポーター候補の「山田ふれあいデイ」のスタッフ14人、トレーナー候補の市民病院の理学療法士ら3人が受講。NPO法人ヘルスプロモーション研究センター(和歌山市)の谷口和也フレイルトレーナーがフレイル予防について「最も元気になるのはサポーターの皆さん」と強調。やりがいを感じつつ、自分たちの地域に適した形に事業に発展させてほしいとした。

 受講者は年明けの講座を経て、サポーターやトレーナーとして活動する。

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