頸椎(けいつい)損傷で全身に障害が残る南砺市井波地域の板橋宏幸さん(38)は19日、同市北川のいなみ木彫りの里で、仲間と共に音楽の野外フェスティバル「Happy Seven(ハッピー・セブン) 2019」を開き、歌や演奏などのライブが繰り広げられた。
板橋さんは高校2年の時にプールでの事故で頸椎を損傷し、首の辺りから下がほとんど動かせなくなった。年齢や性別、障害などを超え、さまざまな人たちが交流することで、新たな経験や機会が生まれる場をつくりたいとの思いから、2013年に初めてイベントを開催。友人や知人に運営を協力してもらい、毎年続けている。
音楽ライブには県内外の8組が出演し、歌やギターの弾き語り、ダンスで盛り上げたほか、飲食や物販などの出店もあった。イベントは北日本新聞社後援。
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