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活性化へアイデア 市まちづくり研最終報告会
 
2019年11月21日 小矢部市 地域・社会






小矢部市まちづくり研究会第7期生は19日夜、市役所で最終報告会を開き、新しい市民図書館と稲葉山がより多くの人に利用されるためのアイデアを桜井森夫市長に提案した。

 同研究会は若い世代に活性化へ向けた提案をしてもらおうと、2005年度に設置。7期生は団体推薦や公募の富山大の学生、市職員の計10人でつくる。昨年6月に活動を始め、2グループに分かれて先進地視察などに取り組んできた。

 来年3月下旬にオープン予定の新図書館のグループは、キャッチコピーに「行こっか、図書館。」を設定した上で、民間と連携したソフト事業などの重要さを指摘。防災宿泊体験や返却袋の作製などターゲットを定めた企画を提案し「さまざまなイベントや新しい運営を取り入れ、ワクワクや期待感を多くの人に抱いてほしい」と呼び掛けた。

 稲葉山のグループは、天体観測とビアガーデンを組み合わせたイベントや、メルギューくんをデザインしたシャトルバスの運行などのアイデアを出した。

 桜井市長は講評で「ソフト面は民間の視点を取り入れたい。大変参考になった」とした。

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