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南砺市来年度予算「財政厳しく戦略的に」
 
2019年12月3日 南砺市 地域・社会

 南砺市議会は2日開会し、田中幹夫市長は提案理由の説明で、2020年度の予算編成について「厳しい財政運営を強いられる」とし、より戦略的、効果的な編成に取り組むことを強調した。

 20年度以降は合併特例債が活用できなくなる一方、歳出面で子育てや老人福祉などの扶助費や、大型建設事業の財源としてきた合併特例債の償還の増加を見込む。厳しい財政状況を見込み、総合戦略の検証を行うほか、小規模多機能自治の推進や公共施設再編などをより戦略的に進めるとした。

 12月定例会に19年度一般会計補正予算1億7375万円(累計347億1970万円)など22議案と報告1件を上程。補正予算案には、庁舎統合に伴う電話システムの更新費2500万円や、小学校教育振興費2363万円などを計上した。会期は18日まで。

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