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小中統合審が答申
 
2019年12月11日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市小中学校統廃合審議会(会長・仲井文之富山国際大教授)は10日、桜井森夫市長に答申を提出した。市長は「答申を十分に尊重したい」と述べ、市の方針を2020年度にまとめる予定。

 市内の児童生徒は1984年度の4990人をピークに、2019年度は1952人まで減少。答申では東部小を石動小へ統合し、蟹谷小と津沢小、蟹谷中と津沢中の統合がそれぞれ望ましいとした。答申通りであれば小学校5校が3校、中学校4校が3校になる。

 望ましい学校規模は小中学校とも1学年2学級以上、1学級当たりの児童生徒数は20〜30人程度とした。再編時期は明記しないが、東部小は既に全学年1学級となっている。蟹谷小と津沢小の再編は、蟹谷中と津沢中を統合してから実施すべきとしており、蟹谷中は21年度以降に全学年1学級、津沢中は29年度に全学年1学級となる見通し。

 市内の中学校を1校に統合する案に関しては長期的な課題として検討が必要とした。答申はパブリックコメント(意見公募)を踏まえてまとめた。

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