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「通所型B」2地区で開所 南砺
 
2019年12月13日 南砺市 政治・経済

 南砺市井波、太美山(福光)両地区で来年4月、住民が主体となって地元のお年寄りが通う拠点をつくる「通所型サービスB」の開所が予定されている。12日の市議会全員協議会で、川原忠史、片岸博両氏の質問に市が説明した。

 介護の必要度が低い「要支援1、2」の人たちが対象。住み慣れた地域で顔見知りのスタッフと一緒に過ごすことで、お年寄りの生きがいづくりや地域の支え合いを推進する役割が期待されている。

 開所はこれで市内8カ所目。井波、太美山両地区とも地域づくり協議会が運営を担い、小規模多機能自治導入に伴って活動が広がってきた。井波地区はショッピングセンターアスモ1階に、太美山地区は旧太美山保育所を改装して設ける。

 市は2017年から本年度まで3年間、開設に必要な改修費や備品購入費を、1地区当たり最大200万円補助してきた。来年度からは補助金のガイドラインに沿い、補助額が最大100万円に減額されることを受け、委員からは200万円の維持を求める声が上がった。

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