印刷会社役員の神島志朗さん(32)=小矢部市芹川=が、ドローンなどで市内を撮影した写真を使った2020年の卓上カレンダーが完成した。市の魅力を知ってもらおうと企画し、普段とは違った目線で捉えた四季折々の風景を紹介している。神島さんは「小矢部に興味を持って実際に訪れてほしい」とPRしている。
小矢部市で生まれ育った神島さんは2、3年前から趣味や仕事でドローンを使って市内を撮影するようになり、魅力を伝えたいとの思いから会員制交流サイト(SNS)で発信する。
カレンダーとして発表するのは初めてで、神島さんが専務を務める神島印刷(同市岡)で作成した。これまで撮影した写真からえりすぐりの14枚を使った。雪化粧をした城山公園や新緑の倶利伽羅古戦場、稲葉山のカーブを描く道路など地上からは見ることのできない風景が広がる。一眼レフカメラで撮影したクロスランドおやべの桜などもあり、どれも印象的な景色だ。
あえて撮影場所は記しておらず、神島さんは「小矢部に来てもらい、写真と答え合わせしてもらえれば」とほほ笑む。2021年のカレンダーも作る予定で、載せてほしい写真をSNS上でアンケートする計画を立てている。
カレンダーの大きさは約11.5センチ四方。希望者には500円で販売する。
問い合わせは神島印刷、電話0766(67)0812。
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