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トイレ清掃、心もピカピカ おやべ掃除に学ぶ会
 
2020年2月17日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市内を中心に公共施設のトイレを清掃する「おやべ掃除に学ぶ会」は結成20年を迎え、同市綾子河川公園で16日、240回目の活動に取り組んだ。メンバーは「これからも続けたい」と気持ちを新たにした。

 おやべ掃除に学ぶ会は、2000年に石動中学校PTAの有志9人で結成した。市内で開かれた実業家の講演会で、毎日のトイレ掃除が人生に好影響を与えたという内容に共感したのがきっかけだった。

 主に毎月第3日曜日の午前6時半に集まり、公園や学校などのトイレを2時間かけて清掃。便器はスポンジやドライバーなどを使って汚れを取り、素手で磨き上げる。活動の輪は広がり、会員は30人に増えた。市内のみならず砺波、高岡、南砺の各市や石川県からも参加している。

 この日は12人が取り組んだ。代表の福塚俊之さん(62)=小矢部市道林寺=は「周囲の協力で続けてこられた」と感謝し、「日々の生活でも掃除を心掛けるようになった。これからも続けたい」と語った。次回は高岡市福岡中学校で取り組む。

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