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歴史的建造物の魅力探る とやまヘリテージ協議会、福光で講演会
 
2020年3月30日 南砺市 地域・社会






 NPO法人とやまヘリテージ協議会(丸谷文恵代表)は28日、南砺市の福光交流センターで講演会を開き、参加者が福光地域の歴史ある建物の魅力をどう伝えていけるかを学んだ。

 同協議会は県内の歴史的な建物の保存・活用を目的に活動している。昨年11月には研修の一環として、空き家になっている南砺市福光の松村専四郎家の実測調査を実施。今回は松村家の保存・活用をはじめ、歴史的建造物を生かしたまちづくりについて、地元住民にも関心を持ってもらおうと開いた。

 金出ミチル東京芸術大文化財保存学専攻非常勤講師が講演し、歴史的建造物を活用して活性化に取り組む千葉県香取市佐原の例などを紹介。「街並みに何が必要なのか理解する地域の体制づくりが大切」などと述べた。

 講演に先立ち、福光観光ガイドグループ「麻のれん」の案内でまち歩きも行った。

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