小矢部市名畑の犬用洋服製造販売ゼフィールが、５０回ほど洗って繰り返し使えるマスクを販売している。

　マスク不足に対応しようと、２月末から商品開発に取り組んできた。市内の繊維関連企業でつくる「おやべ繊維ブランド化推進協議会」のハトムギエキス塗布技術を使い、マスクの生地に抗ウイルス剤と抗菌成分を塗布加工した。

　長谷川恭市社長（４９）は「マスクが行き渡り、感染リスクの回避に少しでもつながればうれしい」と話す。インターネット上や、三井アウトレットパーク北陸小矢部内のテナントで販売している。綿とポリエステルの２種類があり、いずれも２枚入り１９００円。子ども用もある。

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