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北日本新聞ニュース

昭和の古里を写真で紹介
 
2020年4月3日 小矢部市 くらし






 おやべ生涯学習友の会(池田勝義代表)が、昭和の小矢部市の風景や家屋、祭りなどを193枚の写真で紹介する冊子「カメラがとらえたわが郷の姿」第3集を発行した。

 同会は市生涯学習講座「昭和のおやべ講座」受講生18人でつくる。市民から昭和の写真を集めており、現在4千枚に上る。市の補助事業を生かし、一昨年4月、昨年3月に続き冊子を作った。

 70ページで200部発行。若い人にも分かりやすいよう解説文を添えた。宮島峡や天田峠などの景観や、かやぶき屋根の民家などを紹介している。

 1958(昭和33)年の石動曳山祭の写真では、住民に見守られ、花山車が勢ぞろいしている様子が分かる。獅子舞や庵屋台の写真もある。

 市内外の図書館や、市内の公民館、小中学校、介護施設などに配る。池田代表(77)は「ふれあいいきいきサロンで写真を見せるなど、回想法にも活用したい」と話している。

 1部500円。問い合わせは池田代表、電話090(1634)9987。

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