トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >大谷・蟹谷こども園が開園

北日本新聞ニュース

大谷・蟹谷こども園が開園
 
2020年4月3日 小矢部市 くらし






 小矢部市が整備していた大谷、蟹谷両こども園が2日、開園した。大谷=写真=は4保育所、蟹谷は3保育所をそれぞれ統合。いずれも幼保連携型認定こども園で、子育て支援センターを併設しており、保育の新たな拠点として期待される。

 大谷(同市野寺、中山正美園長)は松沢と正得、荒川、若林の各保育所を統合した。木造平屋建てで延べ床面積2761平方メートル。県産材などを各所に用いて木のぬくもりを感じさせる。243人が在籍する。

 蟹谷(同市平桜、石原真喜子園長)は北蟹谷、薮波、東蟹谷の各保育所を統合した。木造平屋建てで延べ床面積1948平方メートル。外観は里山に囲まれた蟹谷地区に合うよう、山並みなどを意識したデザインにした。125人が在籍する。

 両園で開園式があり、桜井森夫市長が「園児たちの個性が輝き、明るくたくましく豊かな心を育めるよう環境づくりに努めていきたい」と式辞、福島正力市議会議長が祝辞を述べた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出席した園児は年長のみで、大谷47人、蟹谷23人。市関係者や来賓も含め、マスクをして間隔を開けて座った。市民歌と園児の歌の合唱を取り止め、CDを流した。

 両園とも入園式を6日に行う。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.